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東アジア反日武装戦線

・狼煙を見よ

当初抱いていた自分の東アジア反日武装戦線のメンバー。冷酷非道で殺人すら厭わないという感じではあったが、そこには商社爆破テロによって生じた死傷者に対するメンバーの動揺があった。
Lクラス内のメンバーによるノンセクトラジカルとしての全共闘運動、衰退、研究会そして、のちに日本国民を震撼させた東アジア反日武装戦線「狼」が誕生した。日帝本国の解体をはかり、その日本人であると言うこと事態が反革命と言うのだろうか、罪といったほうが良い、そのイデオロギーによって固まった集団がそこにいた。一種の人種差別集団とも言って良いだろうか、戦前、戦中、戦後の新旧の帝国主義勢力によって東アジアに帝国主義的侵略を行ってきたことを、それを爆弾闘争と言う名のテロによっておとしまえをつけるという。
自分は戦争もテロも暴力も嫌いな人間だ、誰しも好きな人間はいるはずはないと信じている。しかし彼等は爆発物と言う暴力的行為によって人の死傷を問わないテロを起こしたのだ、それは彼らの言う日帝本国の新旧の帝国主義者と何が違うのかと感じてしまう。死んだ人間の中には家族だっていたはずであるし、今も後遺症に苦しむ人だっているはずだ。
組織としては連合赤軍のような凄惨なリンチもなく、三派(狼、大地の牙、さそり)はそれぞれ独立した形となって動いている、どことなく中央集権主義的な新旧左翼勢力とは違った組織であり、こういうのを無政府主義的な組織と言うのだろうか、テロによる行動によって自らのプロパガンダを示すためにテロを推奨したかつての無政府主義者を髣髴させる。っまあそこら辺はまだまだ勉強不足なのでおいとくとしますです。
さてこの著者はどうやら東アジア反日武装戦線に対しやや肯定的立場で書かれている感が感じられつつも、東アジア反日武装戦線の誕生、呼応して現れた「大地の牙」、「さそり」等々の物語を退屈させずに読ませてくれた、著者及び東アジア反日武装戦線の思想についてはあまり同感するつもりはないですが、実に読み応えのある本だったのです。ページ数もあまり多くなく、もし図書館などで見つけた場合手にとって読んでみてください。



今調べて知ったのですが、どうやらこの著者は随分前にお亡くなりになっていた模様です…。ご冥福をお祈りしますと共に、著者の出世作とも言うべき豆腐屋の四季を図書館にて借りて読んでみようかなと思いつつ。。。お話をしめさせていただきます。
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