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カラシニコフ・自伝

現実は小説よりうんたらとか言う話があるとおり、まさにカラシニコフさんの人生は波乱万丈と言うべきか(おもに少年時代から大祖国戦争にかけて)またこの本書を読むことによりカラシニコフさんがクバン・コサックの血を引くと言う話が最初になされたことによりヤードさんの興味がAKに関する興味を上回りそれに関連した話が出ないかとwktkしながらページをめくりました。
三頭以上の家畜を持つ農民はクラーク(富農)と指定され、シベリア行きとなる。農村内では密告が盛んに行われ、カラシニコフさんのクラスメイトが家族ごとシベリア行きとなる、そして自分たちの一家もついにシベリアへ行くことになった。
しかしシベリアの過酷な農作業や寒さ、害虫との闘いにも負けず進んでいった。カラシニコフさんはそこでは終わらない、シベリアから二回逃亡しているわけだ、一回目は少年時代に、二回目は国内パスポートを偽造し、その資金を経て逃亡するのであった。
その後逃亡に成功することにより、元クラークでシベリアから逃亡したことが発覚するのではないかと言う心配をソ連邦崩壊まで脳裏からはなれなかったと言う話にはどうも実に大変な人生であったと言うべきか…そんな言葉では拭いきれない人生です。。。
軍隊生活にては大戦前にて戦車に関する改良を行いジューコフの目に留まり、大戦前にジューコフと直接話し合ったとか、大戦中は負傷し、病院にて数々の負傷者の助言を経て銃の基礎を勉強し、戦後は突撃銃の開発メンバーに選ばれた。この渦中にて大戦中にソ連邦で活躍した数々の銃器の開発者とライバルとなり戦っていたと言う話は実に興味深い。
その後大戦も終わり、最高会議議員に選出されこれまたソ連史ではお馴染みの人物と何度も話したまたは話しかけようとしたが勇気が出ずに出来なかったと言ったエピソードはこれまた面白い。
何だかんだで名誉的な物を何度も受け取っている人物なのだから戦後は相当優遇されていたのかなと思っていたが質素な生活を送り、今もその生活に技術者として工場で活躍している。何とも何ともソ連とは不思議な国だなーと感じさせる一冊でした。

一連の本書を目を通して読んでかんじたのは、カラシニコフさんは愛国者であり、AKに対し全生涯を捧げたと言っても良いのではないでしょうか。ってな陳腐な感想しか出ず、、、とまあ。。。
先祖がコサックの出であったことと次にびっくりした話は、革命前後に揺れるドン・コサックの物語を描いた静かなドンの作者であるショーロホフさんに、最高会議で何度も話しかけようとしたが結局勇気が出ずに話しかけられなかったという…。ヤードさんにとっていろんな意味で満足できる本でした。

おわり
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